レバクリのAGA治療は、初診料と再診料がかからず、定期配送でまとめて受け取る期間によって料金が決まる仕組みである。初回だけ大幅に安くなるキャンペーン型ではないため、継続時の費用を見通しやすい点が特徴だ。
一方、長期間の定期配送を選ぶと、複数月分の料金を初回にまとめて支払う必要がある。月額換算では安く見えても、実際の請求額は大きくなる場合があるため、契約前に支払い総額を確認しておきたい。
本記事では、1か月あたりの換算額だけでなく、「実際にいくら請求されるのか」という視点からレバクリの料金体系を整理する。あわせて、定期配送の解約期限や返金制度の条件、AGA治療薬の副作用など、申し込み前に確認しておきたい注意点も解説する。
- レバクリの料金は配送期間によって決まり、月額換算と初回決済額を分けて確認できる
- 定期配送の解約期限やキャンセルできない範囲、全額返金制度の条件を把握できる
- ミノキシジル内服薬がガイドラインで推奨度Dとされている点など、治療薬のリスクを契約前に確認できる
レバクリとは?運営会社とサービスの基本情報

レバクリは、レバレジーズ株式会社が運営するオンライン診療サービスであり、実際の診察や処方は提携医療機関の医師が行う。事前にWeb問診へ回答し、予約した日時にビデオ通話で診察を受ける仕組みだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 治療方法 | 内服薬・外用薬 |
| 主な薄毛治療プラン | 育毛プラン:月額換算962円(税込)〜 発毛プラン:月額換算1,452円(税込)〜 ※いずれも24か月定期の月額換算。契約期間によって異なる |
| その他の費用 | 診察料:無料(初診・再診とも0円) 配送料:550円/回 ※6か月ごと以上のまとめて定期は1,100円/回 |
| 診療対応 | 24時間ネット予約可能 ※予約状況によっては深夜帯に受診できる日もある。診療時間や予約枠は日によって異なる |
| 女性の薄毛治療 | 対応あり(女性向け専用メニュー) |
| 運営 | レバレジーズ株式会社 ※診療は提携医療機関が担当 |
| 公式サイト | https://levcli.jp/ |
診療予約は24時間インターネット上で受け付けている。日によっては深夜帯にも予約枠が設けられているため、仕事や家事が終わったあとに受診したい人でも予定を合わせやすい。ただし、診療時間や空き状況は日ごとに異なるため、予約時に確認する必要がある。
診察から処方までは最短15分と案内されており、決済などの手続きが完了すると、治療薬は原則として翌営業日までに発送される。受付時間や状況によっては、最短で当日中に発送される場合もある。
治療プランの選択肢が多い点も特徴である。抜け毛の進行予防を目的とした単剤処方から、複数の薬を組み合わせて発毛を目指すプランまで用意されている。また、同じ有効成分でも、海外製と国内製から選べる場合がある。
料金は、契約期間が長くなるほど1か月あたりの換算額が低くなる設計だ。長期的にAGA治療を続けたい人にとっては費用を抑えやすい一方、まとめて定期では複数月分を一度に支払う場合がある。月額換算だけでなく、初回に請求される総額も確認したうえで契約することが大切である。
レバクリのAGA治療の特徴からみたメリットと注意点
レバクリは、費用を抑えながらオンラインでAGA治療を始めやすいサービスである。一方、対面診療と比べると、頭皮の確認方法や相談のしやすさに違いがあるため、特徴を理解したうえで利用を検討したい。
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 初診料・再診料が0円 | 医師が頭皮や毛髪の状態を直接確認できない |
| 定期配送の割引が継続して適用される | 画面越しの診察では不安が残る場合がある |
| 日によっては深夜帯にも診察枠がある | 診療時間や予約枠は日ごとに異なる |
| 通院せず自宅から治療を続けられる | 相談内容は事前に整理しておく必要がある |
主なメリットは、初診料と再診料が無料で、定期配送の割引が継続して適用される点だ。日によっては深夜帯にも診察枠が設けられるため、仕事や家事で日中に時間を取りにくい人でも受診しやすい。通院せず、自宅から治療を続けたい人に向いている仕組みといえるだろう。
八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部による「AGAオンライン診療に関する意識調査」(実施期間:2026年6月3日〜6月5日/対象:薄毛・抜け毛が気になる20〜70代の男性168名/方法:インターネット調査)では、回答者の45.8%が「現在検討しているが未経験」であり、「現在受けている」(26.2%)や「過去に受けたことがある」(28.0%)を上回った。治療の入り口に立っている人が半数近くを占める実態を踏まえると、診察料の負担なく医師に相談できる仕組みは、最初の一歩を踏み出しやすくする要素の一つといえそうだ。
一方、オンライン診療では、医師が頭皮や毛髪の状態を直接確認することはできない。画面越しの診察だけでは不安がある人や、時間をかけて相談したい人は、対面診療のほうが適している場合もある。
オンライン診療を利用する場合は、薄毛の経過や現在服用している薬、医師に確認したい内容を事前に整理しておくとよい。質問をまとめておけば、限られた診察時間でも聞き漏らしを防ぎやすくなる。
レバクリを検討する際は、月額換算だけでなく実際の請求額を確認することが重要だ。あわせて、定期配送の解約期限や返金制度の条件、副作用が起きた場合の相談方法も契約前に把握しておきたい。次章から、それぞれの項目を詳しく解説する。
※出典:八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部調べ「AGAオンライン診療に関する意識調査」(2026年6月/有効回答168名)
レバクリのAGA治療の料金プラン
レバクリのAGA治療プランは、抜け毛の進行を抑えることを目的とした「育毛」系と、発毛を目指す「発毛」系の2種類に大きく分けられる。さらに、それぞれのプランで海外製と国内製の治療薬を選べる場合がある。
まずは、主なプランと料金の全体像を確認しておこう。
主な治療プランと料金
| プラン名 | 料金(税込) | 使用する治療薬 |
|---|---|---|
| 育毛プラン | 24か月プラン:月額換算962円 単月購入:3,850円 | フィナステリド(海外製) |
| 国内製育毛プラン | 定期配送:月額3,445円〜6,050円 | フィナステリド(国内製) |
| 育毛プランEX | 定期配送:月額2,856円〜5,500円 | デュタステリド(海外製) |
| 国内製育毛プランEX | 定期配送:月額4,071円〜7,150円 | デュタステリド(国内製) |
| 発毛プラン | 24か月プラン:月額換算1,452円 単月購入:6,600円 | フィナステリド+ミノキシジル内服 |
| 発毛プランEX | 定期配送:月額3,984円〜7,700円 | デュタステリド+ミノキシジル内服 |
| 国内製発毛プラン | 定期配送:月額4,698円〜8,250円 | フィナステリド(国内製)+ミノキシジル内服 |
| 国内製発毛プランEX | 定期配送:月額6,576円〜11,550円 | デュタステリド(国内製)+ミノキシジル内服 |
| ミノキシジル外用薬(5%) | 1本6,232円 | ミノキシジルローション5%(国内製) |
| ミノキシジル外用薬(15%) | 1本9,394円 | ミノキシジルローション15%(海外製) |
※定期配送の料金は、1か月から24か月までの配送期間によって異なり、契約期間が長いほど1か月あたりの換算額は安くなる傾向がある。
育毛プランは、フィナステリドまたはデュタステリドを使い、抜け毛の進行を抑えることを目的とした内容である。薄毛予防を重視する人や、現在の毛髪を維持したい人が検討しやすい。
発毛プランでは、フィナステリドまたはデュタステリドにミノキシジル内服薬を組み合わせる。抜け毛を抑えるだけでなく、発毛も目指したい人向けの構成だ。
また、ミノキシジル外用薬を追加する選択肢もある。内服薬と外用薬を組み合わせることで、より積極的な治療を検討できるが、使用する薬が増えるほど費用や副作用のリスクも変わる可能性がある。
なお、育毛プランと発毛プランは公式料金表で確認した金額を記載している。国内製プランやEXプラン、外用薬の料金は目安であるため、申し込み前に公式サイトで最新の価格と契約条件を確認してほしい。
料金は「配送期間」で決まる仕組み!月額換算の注意点
レバクリの料金体系は、契約する配送期間が長いほど、1か月あたりの換算額が安くなる仕組みである。料金は、主に次の3つに分けて考えると分かりやすい。
- 単月購入の価格
- 1か月〜3か月ごとの定期配送における月額料金
- 6か月・12か月・24か月まとめて定期の月額換算額
一般的には、単月購入がもっとも割高で、まとめて契約する期間が長くなるほど月額換算は下がる傾向がある。
たとえば育毛プランは、単月購入では3,850円だが、24か月プランでは月額換算962円となる。発毛プランも、単月購入の6,600円に対し、24か月プランでは月額換算1,452円まで下がる。
代表的な2つのプランについて、契約総額と月額換算を比較すると次のとおりである。
| プラン | 単月購入 | 12か月プラン | 24か月プラン | 配送料 |
|---|---|---|---|---|
| 育毛プラン | 3,850円 | 契約総額16,197円 (月額換算1,349円) | 契約総額23,100円 (月額換算962円) | 1〜3か月定期:550円/回 6か月定期以上:1,100円/回 |
| 発毛プラン | 6,600円 | 契約総額19,800円 (月額換算1,650円) | 契約総額34,848円 (月額換算1,452円) | 1〜3か月定期:550円/回 6か月定期以上:1,100円/回 |
ここで注意したいのは、月額換算額が毎月請求される金額とは限らない点だ。12か月プランや24か月プランでは、複数月分をまとめて支払うため、実際の初回請求額は月額換算より大きくなる。
一方、レバクリの料金は、初回だけ大幅に安くなり、2回目以降に通常料金へ戻るキャンペーン型ではない。継続中に料金が急に上がるケースは起こりにくく、長期的な費用を見通しやすい点はメリットといえる。
ただし、時期によってはクーポンが適用される場合もある。契約前には月額換算だけでなく、契約総額、配送料、クーポン適用後の最終的な決済額まで確認することが大切である。
調査では、無理なく続けられる月額として「5,000〜10,000円未満」を選んだ人が31.0%、「10,000〜15,000円未満」は7.1%だった。月1万円を超えると許容できる人が1割を下回る結果であり、月々の負担額をどこまで抑えられるかは、治療を続けるうえで大きな意味を持つ数字だ。発毛プランの単月購入は6,600円だが、長期の定期配送では月額換算1,452円まで下がるため、この許容ラインの範囲内で治療を設計しやすい料金体系である。その代わり、換算額が下がるほど初回の決済額は大きくなる点を忘れないようにしたい。
※出典:八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部調べ「AGAオンライン診療に関する意識調査」(2026年6月/有効回答168名)
初回に支払う総額の考え方
レバクリを契約する際は、月額換算の安さだけでなく、初回に実際いくら請求されるのかを確認することが重要である。6か月・12か月・24か月プランでは、契約期間全体の薬代が設定されており、一括払いか分割払いかによって初回の負担額が変わる。
| 契約方法 | 初回に支払う金額の考え方 |
|---|---|
| 単月購入・1か月定期 | 1か月分の薬代+配送料550円 |
| 6か月・12か月・24か月プラン(一括払い) | 契約期間全体の薬代総額+配送料1,100円 |
| 6か月・12か月・24か月プラン(分割払い) | 対象カード(Visa/Mastercard/JCB)で分割払いを選べる場合がある。各回の請求額・分割手数料の有無は決済画面で確認 |
たとえば24か月プランを一括払いで契約する場合、育毛プランは薬代23,100円に配送料1,100円を加え、初回の支払総額は24,200円が目安となる。発毛プランでは、薬代34,848円と配送料1,100円を合わせた35,948円が目安だ。
代金引換を選ぶ場合は、さらに550円の手数料が加算される。支払い方法によって最終的な請求額が変わるため、申し込み前に決済画面で内訳を確認しておきたい。
長期プランは月額換算を抑えやすい一方、初回にまとまった費用が必要になる。高額な一括決済に不安がある場合は、まず1か月〜3か月ごとの定期配送で治療との相性や継続しやすさを確認し、その後に長期プランへ変更する方法も現実的である。
同調査で料金を確認する範囲を尋ねたところ、「定期プランの総額」まで確認すると答えた人は53.0%と、2人に1人の水準だった。裏を返せば、半数近くは総額を確かめないまま契約の検討を進めていることになる。レバクリのまとめて定期は初回に複数月分を決済する仕組みであるため、月額換算と実際の請求額の差を把握したうえで申し込んでほしい。
※出典:八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部調べ「AGAオンライン診療に関する意識調査」(2026年6月/有効回答168名)
目的別に見たプランの絞り込み方
レバクリは治療プランの種類が多いため、どれを選ぶべきか迷う人もいるだろう。候補を整理する際は、まず「費用を抑えたい」「発毛も目指したい」「国内承認薬を使いたい」など、優先したい条件を1つ決めると比較しやすい。
主な選び方の目安は次のとおりである。
| 希望 | 検討されるプラン | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 費用を抑えながら抜け毛の進行を抑えたい | 育毛プラン | 月額換算962円〜 ※24か月プランの場合 |
| 抜け毛予防と発毛を両立したい | 発毛プラン | 月額換算1,452円〜 ※24か月プランの場合 |
| フィナステリドで十分な効果を得られなかった場合に、別の治療薬を検討したい | 育毛プランEX | 月2,856円〜 |
| 国内承認薬で治療したい | 国内製育毛プラン | 月3,445円〜 |
| 内服と外用を組み合わせたい | 発毛プラン+ミノキシジル外用薬 | 月7,882円〜 |
抜け毛の進行予防を重視する場合は、フィナステリドを使用する育毛プランが基本的な選択肢となる。発毛も目指したい人は、ミノキシジル内服薬を組み合わせた発毛プランを検討するとよいだろう。
また、フィナステリド以外の治療薬を希望する場合は、デュタステリドを用いる育毛プランEXも選択肢となる。国内承認薬にこだわる人は国内製プラン、内服薬と外用薬の併用を希望する人は、発毛プランにミノキシジル外用薬を追加する方法が考えられる。
ただし、適した治療内容は、薄毛の進行状況や体質、既往歴、これまでの治療経験によって異なる。表の内容は診察前の目安として活用し、最終的なプランは医師の診察を受けたうえで決めることが大切である。
レバクリの解約・返金ルール
レバクリを契約する前に、定期配送の解約期限と、キャンセルできない範囲を確認しておくことが重要である。とくに長期のまとめて定期を選ぶ場合は、支払い後に取り消せない金額が大きくなるため注意したい。
定期配送の解約・休止の手順と締切
主なルールは次のとおりだ。
- 解約や休止は、マイページから手続きする
- 次回発送予定日の前日までに手続きを完了すれば、次回分から停止できる
- 医薬品という性質上、決済完了後または発送手続き開始後のキャンセル・返品・交換は原則として受け付けられない
- 薬の種類や用量を変更する場合は、医師による再診が必要となる
とくに注意したいのが、6か月・12か月・24か月などのまとめて定期である。契約後に解約手続きをしても、すでに決済が完了している期間分は取り消せない。
そのため、長期プランは月額換算の安さだけで選ばず、治療を続けられる見通しが立ってから契約することが望ましい。治療薬との相性や費用面に不安がある場合は、まず短い配送周期で様子を見てから、まとめて定期へ切り替える方法も検討するとよいだろう。
なお、解約や休止にかかる手数料の有無、再開時の条件などは変更される可能性がある。申し込み前に、公式サイトやマイページで最新のルールを確認しておくことが大切である。
全額返金制度が使えるケース・使えないケース
レバクリには治療費の全額返金制度がある。ただし、「効果を実感できなかった場合に返金される制度」ではない点に注意が必要だ。
主な対象は、初めてAGA治療を受ける人が治療開始後まもなく副作用を発症し、医師から服用の継続が難しいと判断されたケースである。自己都合による解約や、期待した効果を得られなかったという理由だけでは、返金の対象にならない可能性が高い。
また、適用には複数の条件があり、すべての詳細が公開されているとは限らない。制度の利用を考えている場合は、診察時や契約前に次の点を確認しておきたい。
- 返金制度の対象となる治療プラン
- 返金申請の期限
- 返金対象が薬代のみか、配送料まで含まれるか
- 未使用の治療薬を返送する必要があるか
- 副作用以外で返金対象外となるケース
- 申請時に必要な書類や医師の診断条件
全額返金制度は、条件を満たせば必ず利用できる仕組みではない。対象範囲や申請方法、返金される費用の内訳を事前に確認したうえで契約することが大切である。
レバクリで処方されるAGA治療薬について
レバクリで扱うAGA治療薬は、役割で分けると大きく2種類である。ひとつは、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えて抜け毛の進行を防ぐ薬、もうひとつは発毛を促す目的で使われる薬だ。
プラン名は複数あるが、基本的にはこの2つの役割を持つ薬を、単独または組み合わせて使用する構成となっている。
抜け毛の進行を抑える薬|フィナステリドとデュタステリド
AGAの進行には、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5α還元酵素の働きによってDHTへ変換される仕組みが関係するとされている。
フィナステリドとデュタステリドは、いずれも5α還元酵素の働きを抑え、抜け毛に関与するDHTを生成しにくくする内服薬である。両者の主な違いは次のとおりだ。
| 項目 | フィナステリド | デュタステリド |
|---|---|---|
| 阻害する酵素の範囲 | 比較的限定的とされる | より広い範囲に作用するとされる |
| 主な位置づけ | AGA治療で広く用いられる基本的な選択肢 | フィナステリドで十分な変化が得られなかった場合などに検討される |
| レバクリでの扱い | 育毛プランや発毛プランに含まれる | 「EX」が付くプランで処方される |
| 報告されている主な副作用 | 性欲低下、勃起機能不全、射精障害など | |
どちらも、服用を始めてすぐに効果が現れる薬ではない。変化を確認するには数か月単位の継続が必要となるため、自己判断で短期間のうちに中止せず、医師と経過を確認しながら治療を続けることが大切だ。
調査では、治療薬について事前に知りたいこととして「服用期間の目安」を挙げた人が42.3%いた。治療を続けるうえでのハードルとして「効果が出るまでの期間」を選んだ人も24.4%と、費用に次ぐ多さである。数か月単位の継続が前提になる治療だからこそ、どの程度の期間を見込むのかを診察時に確認し、納得したうえで始めることが大切である。
※出典:八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部調べ「AGAオンライン診療に関する意識調査」(2026年6月/有効回答168名)
発毛を促す薬|ミノキシジル(内服薬・外用薬)
ミノキシジルは、血流を促す作用などによって発毛をサポートする目的で使用される薬である。レバクリでは、発毛系プランに含まれる内服薬と、頭皮へ直接塗布する外用薬が用意されている。外用薬の濃度は5%と15%だ。
フィナステリドやデュタステリドが抜け毛の進行を抑える「守り」の役割を持つのに対し、ミノキシジルは発毛を促す「攻め」の薬として位置づけられる。治療では、両方を組み合わせて使用することもある。
ただし、ミノキシジル内服薬の扱いには注意が必要だ。AGA治療を目的とした国内承認を受けておらず、日本皮膚科学会の2017年版ガイドラインでは推奨度Dとされている。利益とリスクが十分に検証されていないことから、内服を行わないよう勧められている薬である。
ミノキシジル内服薬では、胸の痛み、心拍数の増加、動悸、息切れ、むくみ、体重増加などが現れる可能性がある。心不全を含む心血管系のリスクも指摘されているため、持病や服用中の薬がある場合は、診察時に正確に伝える必要がある。
レバクリでは、医師の判断による自由診療としてミノキシジル内服薬が処方される。治療を受ける場合は、少なくとも次の点を医師へ確認しておきたい。
- 国内承認を受けたミノキシジル外用薬という選択肢があること
- 動悸や息切れなど、心血管系の副作用が起こる可能性
- 重い副作用が生じても、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性
一方、ミノキシジル外用薬では、塗布した部分にかゆみ、赤み、かぶれなどが生じることがある。使用感や塗布のしやすさには個人差があるため、毎日無理なく続けられるかどうかも含めて医師に相談するとよいだろう。
※参考:公益社団法人日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」
※参考:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「プロペシア〈フィナステリド〉添付文書」
※参考:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「デュタステリド錠0.5mg添付文書」
海外製と国内製、どちらを選ぶか
レバクリでは、同じ有効成分でも海外製と国内製の治療薬が用意されている。費用を抑えたい場合は海外製、国内承認や公的制度の対象であることを重視する場合は国内製という考え方で比較できる。
選ぶ際は、次の点を押さえておきたい。
- 海外製フィナステリドは国内承認品と同じ有効成分を含むが、製品自体は日本国内で承認されていない
- ミノキシジル内服薬は、AGA治療を目的とした国内承認を受けていない
- レバクリで取り扱うミノキシジル外用薬には海外製の製品がある
- 海外製や国内未承認の医薬品で重い副作用が生じた場合、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象外となる
国内製プランは、海外製プランより料金が高くなる傾向がある。一方で、国内承認薬を使用できるため、条件を満たせば医薬品副作用被害救済制度の対象となる可能性がある。月々の差額を、価格差として見るか、承認制度や救済制度の裏付けに対する費用と考えるかが判断の分かれ目になるだろう。
なお、レバクリでは、一部の海外製治療薬について第三者機関による有効成分の検査を行っていると案内している。ただし、検査が実施されていても、国内での製造販売承認を受けたことにはならず、医薬品副作用被害救済制度の対象になるわけでもない。
検査対象となる治療薬や確認している項目が気になる場合は、診察時に医師へ確認しておくとよいだろう。
また、費用を抑えたいからといって、個人輸入でAGA治療薬を入手し、自己判断で使用するのは避けたい。健康状態や併用薬を医師に伝え、診察を受けたうえで適切に使用することが大切である。
※ 参考:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
※ 参考:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度」
副作用と体調変化への備え
AGA治療を始める前に、薬ごとに起こり得る副作用と、医師へ相談・受診する目安を把握しておくことが大切である。あらかじめ対応の基準を知っておけば、体調に変化があったときも落ち着いて行動しやすい。
主に報告されている症状は次のとおりだ。
| 薬剤 | 報告されている主な症状 |
|---|---|
| フィナステリド・デュタステリド | 性欲低下、勃起機能不全、射精障害など。発生頻度は高くないとされる |
| ミノキシジル内服薬 | むくみ、動悸、多毛など。心血管系への影響も指摘されている |
| ミノキシジル外用薬 | 塗布した部分のかゆみ、赤み、かぶれなど |
体調に変化があった場合の対応は、症状の程度に応じて考えると分かりやすい。
| 症状の程度 | 対応の目安 |
|---|---|
| 軽い変化・気になる症状がある | 次回の再診時に医師へ伝える |
| 症状がはっきり現れている、長く続いている | 薬ごとの指示に従って使用を中止し、早めに処方医へ相談する |
| 胸の痛み、呼吸困難、意識が遠のくなど緊急性が疑われる | オンライン再診を待たず、救急外来などの医療機関を受診する |
軽い変化や気になる症状がある場合は、次回の再診時に医師へ伝えるとよい。ただし、症状がはっきり現れている場合や、長く続いている場合は、薬ごとの指示に従って使用を中止し、早めに処方医へ相談する必要がある。
胸の痛み、呼吸困難、意識が遠のくなど、緊急性が疑われる症状がある場合は注意が必要だ。オンライン再診を待たず、速やかに救急外来などの医療機関を受診してほしい。
いずれの場合も、自己判断で服用量や使用回数を減らしたり増やしたりするのは避けるべきである。症状と服用状況を医師に伝え、適切な対応を確認することが重要だ。
また、心臓や血管など循環器系の持病がある人や、ほかの薬を服用している人は、副作用の現れ方が異なる可能性がある。診察時の問診では、既往歴や治療中の病気、服用している薬やサプリメントを漏れなく申告することが大切である。
初期脱毛|治療開始直後の抜け毛増加は悪化とは限らない
AGA治療を始めて間もない時期に、一時的に抜け毛が増えることがある。この現象は「初期脱毛」と呼ばれ、毛髪の成長サイクルが切り替わる過程で起こると考えられている。
ただし、初期脱毛が起こるかどうかや、現れる時期、続く期間には個人差がある。治療を始めたすべての人に見られるわけではない。
治療開始後に抜け毛が増えても、それだけでAGAが悪化した、または治療が効いていないとは限らない。そのため、不安を感じたことだけを理由に、自己判断で治療を中断するのは避けたい。
一方で、すべての抜け毛を初期脱毛と考えるのも適切ではない。脱毛が急に進んだ場合や、斑状に毛が抜ける場合、長期間にわたって抜け毛が続く場合は、別の原因が隠れている可能性もある。
気になる変化があるときは、初期脱毛だと決めつけず、処方を受けた医師へ相談し、状態を確認してもらうことが大切である。
再診料0円で体調の変化を相談しやすい
レバクリは、初診だけでなく再診の診察料も無料である。治療中に体調の変化があった場合でも、追加の診察料を気にせず医師へ相談しやすい。
副作用かどうか自分では判断できない段階でも、費用を理由に相談を先延ばしにする必要はない。気になる症状を放置せず、早めに再診を受けることで、薬の継続や変更、中止について適切な判断をしてもらいやすくなる。
同調査の結果からは、治療の継続を妨げる要因が費用だけではないことも読み取れる。継続のハードルとして「副作用」を挙げた人は16.7%おり、クリニック選びで「医師に相談しやすいこと」を重視するという回答も15.5%あった。再診のたびに診察料がかかる環境では軽い症状の相談を後回しにしがちだが、レバクリでは再診が無料であるため、症状が軽いうちに薬の見直しを相談しやすい。相談のしやすさは、治療を中断せず続けることにも役立つはずだ。
また、副作用によって服用を続けるのが難しいと医師が判断した場合は、前述した全額返金制度の対象となる可能性もある。異変を感じた時点で早めに相談すれば、体への負担を抑えられるだけでなく、結果として費用面の損失も小さくできるだろう。
AGA治療薬の副作用を薬別に解説した記事もあわせて確認しておくと、体調の変化に気づきやすくなる。
※ 参考:厚生労働省「オンライン診療について」
※出典:八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部調べ「AGAオンライン診療に関する意識調査」(2026年6月/有効回答168名)
レバクリの受診から薬の受け取りまで
レバクリのAGA治療は、予約から診察、決済、薬の受け取りまでオンラインで完了する。専用アプリは不要で、カメラとマイクが利用できるスマートフォンやパソコンがあれば受診できる。初めて利用する人でも流れが分かるよう、手順ごとに紹介する。
手順1|Web予約と事前問診
まずは公式サイトでAGA(薄毛)診療を選び、予約カレンダーから希望日時を指定する。予約は24時間受け付けており、空き状況によっては当日の受診も可能だ。
予約時には、氏名や連絡先などの基本情報を入力し、Web問診にも回答する。事前に問診を済ませておくことで、当日の診察をスムーズに進めやすくなる。
手順2|ビデオ通話で医師の診察
予約時間になったら、案内された診察ページへアクセスしてビデオ通話を開始する。
診察では、事前問診の内容をもとに、薄毛の状態や体調、治療歴、希望する治療内容などを医師が確認する。処方を検討している治療薬については、期待できる効果や副作用、注意点などの説明も受けられる。
また、海外製と国内製のどちらを選ぶか、定期配送を何か月単位で契約するかによって料金が変わるため、気になる点はこのタイミングで確認しておくとよい。診察から処方までは最短15分と案内されている。
手順3|診察後に決済
診察内容を確認したあと、案内に従って料金を支払う。
利用できる主な支払い方法は次のとおりである。
- クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover)
- 代金引換(手数料550円/回)
6か月・12か月・24か月などのまとめて定期を選択した場合は、契約期間分の薬代を初回にまとめて支払う。決済を確定する前に、請求金額や契約内容に誤りがないかを確認しておきたい。
手順4|薬の発送・受け取り
決済などの手続きが完了すると、治療薬は原則として翌営業日までに発送される。受付時間などの条件によっては、最短で当日発送となる場合もある。
到着までの日数は、配送先の地域や配送会社の状況、天候などによって異なるため、余裕を持って申し込むことが大切だ。
受け取り先は、自宅のほか、コンビニや郵便局を指定できる。梱包にもプライバシーへの配慮がされているため、家族や同居人に知られず治療を続けたい人にも利用しやすい。
意識調査においても、治療薬の配送で気になることの最上位は「送料」(36.9%)だった。レバクリの配送料は1〜3か月ごとの定期で550円/回、6か月ごと以上のまとめて定期で1,100円/回だが、まとめて受け取るほど年間の配送回数そのものが減るため、配送料の総負担は契約方法によって大きく変わる。また、治療を周囲に知られたくないと答えた人は、程度の差こそあれ全体の75.0%を占めており、コンビニ・郵便局での受け取りや梱包への配慮といった仕組みは、こうした心理面の不安を和らげる材料になる。
また、定期配送の次回発送予定日はマイページから確認できる。薬がなくなる直前に慌てないよう、残量と発送予定日を定期的に確認しておくと安心である。
※発送・到着のタイミングは時期や地域によって異なるため、最新の情報は公式サイトで確認してほしい。
※参考:レバクリ公式サイト
※参考:厚生労働省「オンライン診療について」
※出典:八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部調べ「AGAオンライン診療に関する意識調査」(2026年6月/有効回答168名)
レバクリがおすすめな人と慎重に検討したい人
レバクリがおすすめな人
これまでの特徴や料金体系を踏まえると、レバクリは次のような人に向いている。
- 初回限定の割引ではなく、契約期間全体の費用を見通しやすい料金体系を選びたい人
- 診察料を抑え、主な負担を薬代と配送料に絞りたい人
- 平日の日中に受診する時間を確保しにくい人
- 海外製と国内製の治療薬を比較したうえで選びたい人
- 長期的な治療を前提に、1か月あたりの費用を抑えたい人
レバクリは初診料と再診料が無料であり、契約期間が長いほど月額換算が安くなる料金設計だ。初回だけ安く、2回目以降に料金が大きく上がるタイプではないため、治療費の見通しを立てやすい。
なかでも発毛プランは、フィナステリドとミノキシジル内服薬を組み合わせた内容で、24か月プランでは月額換算1,452円からとなる。抜け毛の進行を抑えながら発毛も目指したい人にとって、費用面では検討しやすい選択肢だ。
ただし、ミノキシジル内服薬は国内未承認であり、日本皮膚科学会のガイドラインでは推奨度Dとされている。月額換算の安さだけで判断せず、期待できる作用と副作用のリスクを医師に確認したうえで決めることが重要である。
慎重に検討したい人
一方、次のような人はレバクリが自分に合うか慎重に判断したほうがよい。
- 医師に頭皮や毛髪の状態を直接確認してもらいたい人
- 視診や触診を含む詳しい診察を希望する人
- 初回にまとまった金額を支払うことに抵抗がある人
- 治療薬が自分に合うか確かめてから長期契約を選びたい人
レバクリはオンライン診療を中心とするため、医師が頭皮を直接確認したり、触診を行ったりすることはできない。画面越しの診察だけでは不安がある場合や、脱毛の原因を詳しく調べたい場合は、対面診療に対応する医療機関も検討するとよいだろう。
また、6か月・12か月・24か月などのまとめて定期は、月額換算を抑えやすい一方で、契約期間分の薬代を初回にまとめて支払う場合がある。決済後は、支払い済みの期間分をキャンセルできない点にも注意が必要だ。
調査結果を見ると、オンライン診療をためらう理由として「効果がなさそう」と答えた人が34.5%おり、費用や副作用と並んで、効果への半信半疑が契約を迷わせる一因になっている。効果の現れ方に個人差がある以上、まとまった期間分を最初に決済することへのためらいは自然な感覚だといえる。
治療薬との相性や継続できるかどうかに不安がある場合は、最初から長期プランを選ばず、1か月〜3か月ごとの短い定期配送で始める方法もある。体調や費用面を確認し、続けられる見通しが立ってから長期プランへ変更すると無理が少ない。
レバクリ以外の選択肢も含めて検討したい人は、AGAオンライン診療のおすすめクリニック比較を参考にしてほしい。
※ 参考:厚生労働省「オンライン診療について」
※出典:八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのAGA治療コラム編集部調べ「AGAオンライン診療に関する意識調査」(2026年6月/有効回答168名)
レバクリのAGA治療に関するよくある質問
まとめ|レバクリのAGA治療は月額換算だけでなく総額まで確認しよう
本記事では、レバクリのAGA治療について、料金体系を中心に、処方される治療薬の特徴や副作用、定期配送の解約条件、全額返金制度、受診から薬を受け取るまでの流れを解説した。
レバクリの料金は、定期配送でまとめる期間によって決まる。契約期間が長いほど1か月あたりの換算額は下がるが、長期プランでは複数月分をまとめて支払う点に注意が必要だ。たとえば育毛24か月プランでは、薬代と配送料を合わせた初回支払額の目安は24,200円となる。月額換算の安さだけでなく、実際に決済する契約総額で比較することが大切である。
また、まとめて定期は、決済が完了した期間分を原則としてキャンセルできない。全額返金制度も、治療効果に満足できなかった場合に利用するものではなく、副作用によって服用の継続が難しいと医師が判断した場合に対象となる可能性がある制度だ。長期契約を選ぶ前に、解約や返金の条件を確認しておきたい。
治療薬については、とくにミノキシジル内服薬の位置づけを理解する必要がある。AGA治療を目的とした国内承認を受けておらず、日本皮膚科学会のガイドラインでは推奨度Dとされている。また、海外製や国内未承認の医薬品は、重い副作用が生じても公的な医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性がある。国内製プランを選ぶ方法も含め、薬の承認状況やリスクを医師に確認したうえで判断するとよいだろう。
初診料・再診料が無料で、24時間オンライン予約ができ、診察から処方まで最短15分と案内されている点はレバクリの利用しやすさである。ただし、こうした手軽さは、料金や契約条件、治療薬の注意点を理解してこそ活かせる。疑問が残っている場合は、診察時に料金の総額や薬のリスク、解約条件まで確認し、納得してから契約することが大切だ。









