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院長インタビュー
皆様が健康でいつまでも元気に生活を送れるように
2024年4月、八丁堀にてクリニックを開業
八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックを開業した経緯は?
泌尿器科専門医として基幹病院などで10年近く診療を行う中で、患者様の社会復帰や日常生活の維持をサポートすることにやりがいを感じるようになりました。入院や手術を経験された患者様が社会に戻る様や、外来で来院される患者様の毎日の生活を見守ることで、“生涯現役社会”に貢献する重要性を実感したのです。
こうした経験と患者様への想いを抱くなか、先端技術の取り込みによって医療を変えようとする白鯨会の仲間に出会いました。まずは私たちの本拠である八丁堀から、多くの方々の健康と幸福に寄与する場を自分たちで築くべく、2024年4月に八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックを開業いたしました。
イサナクリニックの診療理念は?
当院の理念は、皆様が健康でいつまでも元気に生活を送れるようにサポートすることです。八丁堀というビジネス街で働くビジネスパーソンから近隣にお住まいのご高齢の方まで、幅広い年齢層の患者様が社会に貢献し続けられるようにする包括的な医療サービスを心がけています。
また、がん治療中の方や慢性疾患をお持ちの方が1日も早く日常生活や社会復帰できるように、細やかなケアを提供することを重視しています。地域社会における患者様お一人おひとりの重要性を大切に考えて、その復帰を支援することを私たちのミッションとしています。
そして何より、八丁堀駅前というアクセス便利な場所で、皆様の日常的な医療ニーズに応える身近な存在でありたいと考えています。健康管理から急性疾患、慢性疾患まで幅広い治療を通じて、地域の皆様の健康と福祉の支えとなることを目指しています。
診療において大切にしていることは?
最も大切にしているのは、患者様に病状や治療方法を丁寧かつわかりやすく説明することです。特に私の専門である泌尿器科では、治療期間が長期に及ぶことが多く、ご高齢の患者様が多い中で、そうした方々の不安や疑問に寄り添い、信頼関係を築くことが極めて重要だと考えています。なので、患者様が安心して治療を受けられるように、“心に寄り添う温かみのある診療”を心がけています。
また八丁堀はビジネス街で、忙しい毎日を送る現役世代のビジネスパーソンにとって時間は非常に大切です。なので待ち時間の短縮に努めて、効率的な診療を提供しています。丁寧にお話をおうかがいし、最適な検査・治療をご案内することはもちろん、忙しい日々の中でもスムーズに医療サービスが受けられる環境を整えています。
泌尿器科・消化器内科・一般内科と幅広く診療
AI技術・テクノロジーを活用した診療体制
イサナクリニックの診療内容は?
当院では、泌尿器科、消化器内科、一般内科の3つの領域で幅広い診療を提供しています。
泌尿器科では、腎臓、膀胱、前立腺、睾丸など、泌尿器の様々な疾患に対応しております。泌尿器科専門医として、尿路感染症や性感染症(STD)、夜間頻尿といった排尿障害などの症状に対して専門的な診療を行っています。
また前立腺がんや腎臓がんの疑いがある方への精密検査・フォローも行っており、必要に応じて地域の基幹病院や専門機関もご紹介いたします。またこれらの基幹病院・専門機関から紹介された患者様へのケアも可能です。
消化器内科では、私が信頼する医師を招いて、ヘリコバクター・ピロリ菌感染症や逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍など、ビジネスパーソンを含む多くの方がストレスなどからくる疾患に対応しています。これらの疾患以外にも、肝炎、肝硬変、すい臓や胆のうの病気など、消化器の疾患を幅広く診療いたします。
さらに、内視鏡専門医による高性能な内視鏡システムを活用した胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)を実施しており、少ない負担で検査が受けられる経鼻内視鏡検査(鼻からの胃カメラ検査)にも対応しています。
一般内科では、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病や、花粉症といったアレルギー性疾患などへの診断と治療を行っています。加えて当院は検査体制が充実していますので、雇用時健診をはじめとする各種健康診断も受けられます。これにより患者様の健康状態を総合的に把握し、病気の早期発見・早期治療へ繋げます。
なお、健診で異常が見つかった場合には、当院でフォローさせていただきますし、他院で行われた健診の結果に関する精査も承っております。
そうした診療のために、どのような機器を導入していますか?
質の高い医療サービスを提供するために、各種高性能な医療機器を導入しています。先に触れた内視鏡システムに加えて、レントゲン撮影装置、超音波診断装置(エコー)、心電図、肺機能検査器(スパイロメーター)、眼底・眼圧測定器、全自動の身長・体重計測装置など、幅広い検査に対応できる機器を導入し、疾患の早期発見に努めています。
特にオリンパス社製の内視鏡システム「EVIS EXERA Ⅲ(イーヴィス エクセラ Ⅲ)」と、富士フイルム社製のエコー「ARIETTA 50(アリエッタ 50)」は、当院の診断精度を高めるのに役立っています。
CT検査やMRI検査につきましては、近隣のクリニック・専門機関で受けられる体制を整えています。
AIやテクノロジーを活用した診療を行われているのですね?
はい。患者様の利便性を高めて、診療の質を向上させるために、AI技術やテクノロジーの活用に力を入れています。診療にかかる時間につきましても、Web問診やキャッシュレス決済(クレジット決済、QR決済など)などを導入して効率化をはかっています。また健康診断の結果も、雇用時健康診断では検査結果が翌日お渡しできる体制を整えることで、迅速なフィードバックを実現しています。
さらに医師と患者様の会話から自動的にカルテが作成できるAIシステムを導入していて、これにより医師はより患者様との対話に集中でき、カルテの作成にかかる時間も削減できるので、お一人おひとりに寄り添った丁寧な診療が行えるようになります。その他、非接触で腹囲が自動で測定できる機器も導入しています。
“誰かの役に立ちたい”という強い想い
患者様の健康とQOL(生活の質)の向上に貢献
医師を目指したきっかけは何だったのですか?
医師を目指したのは、「誰かの役に立ちたい」という強い想いからでした。これは医師であった父の影響が大きく、私の生涯の原動力となっています。
医師の息子が医師になることは珍しくありませんが、私の場合は少々異なり、当初は慶応義塾大学商学部へ進学して世界をまたにかけるビジネスパーソンを目指していました。しかし、就職活動を経て、自分自身と深く向き合う中で、本当にやりたかったこと、父への憧れ、そして人生で本当に時間をかけたいことが“医療”であるという結論に至りました。
その決断を胸に、予備校に通い、年齢も異なる人たちと共に医学部入学を目指す受験勉強に挑みました。文系出身であった私にとって、理系科目への挑戦は容易ではありませんでしたが、必死に努力した結果、信州大学医学部への入学を果たしました。
この経験は私に、純粋な想いが強い努力に繋がり、その努力が自分を夢に近づけることを教えてくれました。
ご来院される患者様へメッセージをお願いします
当院は、近隣にお住まいの方や、八丁堀のビジネス街にお勤めの方など、様々な方々が気軽に相談でき、安心して検査・治療が受けられるクリニックを目指しています。特にビジネスパーソンの方につきましては、出社前や退社後にも気軽に立ち寄れる診療時間を設定しております。例えば9時から始業の方でも、「胃カメラ検査を受けてから出社」ということも可能です。
さらに土曜日も診療を行っていますので、平日に時間が取れない方にもお越しいただけます。
泌尿器科、消化器内科、一般内科を軸に、患者様の健康とQOL(生活の質)を向上させる診療を行っています。健診から専門的な検査や治療まで、幅広い医療ニーズに対応可能です。皆様の健康と幸せをサポートさせていただきますので、気になる症状があればいつでも気軽にご連絡ください。