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胃・みぞおち・背中の痛み
~病気が隠れているかもしれません~
![胃・みぞおち・背中の痛み~病気が隠れているかもしれません~](https://hatchobori-isana.com/wp-content/uploads/2024/03/3626334_s.jpg)
腹部に生じた異常は、痛みとして現れることもあります。異常が生じている部位によって痛みの種類や部位は異なるほか、感じ方も人それぞれ異なるので、つらい痛みを我慢してしまう方も少なくありません。ウイルス性胃腸炎などの急性疾患であれば自然治癒することも多いため、お仕事や育児などの忙しさを理由に受診機会を逃したままにしている方も多いのではないでしょうか?
当クリニックでは泌尿器科医と消化器医が協力して原因検索をいたします。
問診や触診、超音波検査や尿検査、血液検査などを行います。近隣のクリニックにCTやMRIの撮影をお願いすることもあります。
こんな症状にご注意ください
- 突然激しい痛みが生じる
- 時間経過で痛む部位が変わる(みぞおちから右脇腹にかけて)
- 痛みで冷や汗をかく
- 食事中や食後に痛みが出る
- 油っこいものを食べると痛む
- 朝や夜など決まった時間になると痛む
- 痛みと同時に発熱や嘔吐などがある
- 便に血が混じっている(血便・下血)
など
これらの症状がある場合には、何らかの消化管疾患の可能性があります。中央区八丁堀にある八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックでは、専門医が迅速な検査と的確な診断を行い、スムーズな治療へと繋げます。
病気の早期発見から治療、その後のフォローまでを院内で完結可能な体制を整えていますので、腹部や背中の痛みが気になる場合には、我慢せずにできるだけお早めにご相談ください。
お腹の痛み・背中の痛み・みぞおちの痛みが
ある時に考えられる疾患
アニサキス症
アニサキスは、魚介類の内臓や筋肉に棲みつく寄生虫です。汚染された魚介の摂取により、アニサキスが胃や腸壁に感染することで起こる疾患を「アニサキス症」と呼び、激しい腹痛や嘔吐などの症状を引き起こします。
逆流性食道炎
胃酸や胃の内容物の食道への逆流により、食道の粘膜が炎症を起こした状態が「逆流性食道炎」です。胸焼けや呑酸(酸味・苦みを感じる)などの症状が現れるほか、胃の機能低下と血流の悪化により、みぞおちや背中が痛むこともあります。
近年、食生活の欧米化やストレスの増加により、この病気に悩む方が増えています。
このような症状はありませんか?
・胸やけ
・胃もたれ
・のどの違和感、ヒリヒリ感
・胃酸の逆流による不快感(呑酸)
・食べ物がつかえる、飲み込みづらい
これらの症状が続く場合は、逆流性食道炎が疑われます。
逆流性食道炎の症状は、生活の質を大きく低下させます。適切な治療と生活習慣の見直し
が必要です。当院では、患者様一人ひとりに寄り添った診療を心がけ、薬物療法から生活
習慣の指導までトータルでサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。
機能性ディスペプシア
胃の痛みや胃もたれ、食欲不振、食後の早期満腹感といった症状が続いていて、検査をしても明らかな病気が見つからない場合、それは「機能性ディスペプシア(FD)」かもしれません。この病気は、胃や十二指腸の運動性障害や知覚過敏が原因と考えられており、症状が慢性的に続くため、日常生活に支障をきたすことがあります。
こういった症状がある方はご注意を:
・食後の胃もたれ
・少し食べただけで満腹になってしまう
・みぞおちの痛み
・おなかの張り
・げっぷが多い
これらの症状が続いている場合、機能性ディスペプシアの可能性があります。
ただし、胃炎や潰瘍など他の疾患が隠れていないか、正確な診断のためには内視鏡検査が必要です。
一般的には、内服治療を行います。酸抑制阻害剤、消化管運動改善薬の他、漢方薬が有効な場合もあります。おなかの不調に悩んでいる方、検査をしても原因がわからず困っている方は、ぜひ当院にご相談ください。
過敏性腸症候群
慢性的な便秘や下痢、腹痛などの症状があっても、検査で異常が認められない状態を「過敏性腸症候群」と言います。排便によって症状が一時的に軽快することがほとんどですが、特定のタイミングで繰り返し起こるのが特徴です。
胃がん
胃がんは、胃粘膜に生じた悪性腫瘍のことです。初期段階の自覚症状に乏しいため、腹痛や血便などの症状が出るころにはかなり進行している可能性があります。定期的な検査によって早期発見・早期治療に努めましょう。
胆石症・胆嚢炎
胆嚢の内部や胆管内に結石が生じることで起こる疾患を総称して「胆石症」と呼びます。結石の状態にもよりますが、みぞおちや右肩、背中の痛みなどが現れることもあります。
結石は胆嚢の炎症(胆嚢炎)を引き起こすことがあり、この場合もみぞおちから右脇腹にかけての強い痛みが生じます。
急性胃腸炎
急性胃腸炎の多くは細菌・ウイルス感染が原因で起こる感染性胃腸炎です。激しい腹痛や吐き気・嘔吐、発熱などの症状が現れますが、病原体が体内から排出されれば自然に治癒します。ただし、経過には十分な注意が必要です。
泌尿器科疾患による腹部や背中の痛みについて
泌尿器科の疾患の中には、腹部や背中に痛みを感じる症状が現れるものがあります。当院では、こうした症状に対して丁寧に診察を行い、患者さまお一人おひとりに合った最適な治療をご提供いたします。
主な疾患とその症状・治療について
尿路結石(腎結石・尿管結石)
- 症状: 突然の激しい側腹部や背中の痛み、血尿、吐き気や嘔吐などが現れることがあります。
- 治療: 痛みを和らげるお薬の処方や、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などの治療法をご提案します。
腎細胞癌
- 症状: 初期段階では無症状の場合が多いですが、進行すると血尿、側腹部の痛み、体重減少などが見られることがあります。
- 治療: 外科手術、分子標的薬、免疫療法など、患者さまの状態に応じた治療を行います。
腎盂腎炎
- 症状: 発熱、側腹部や背中の痛み、頻尿、排尿時の痛みなどが挙げられます。
- 治療: 抗菌薬による治療が一般的ですが、重症の場合は入院治療が必要となることもあります。
腎梗塞
- 症状: 突然の激しい腹痛や背中の痛み、血尿、吐き気、発熱などが見られることがあります。
- 治療: 抗凝固療法や血栓除去手術が必要になる場合があります。早期の診断と治療が重要です。
これらの症状が気になる場合やお困りのことがございましたら、どうぞお気軽に当院へご相談ください。丁寧にお話を伺い、適切な治療をご提案いたします。
胃痛や背中の痛みに関するよくある質問(FAQ)
当院では、胃痛や背中の痛みの原因を丁寧に診断し、消化器内科と泌尿器科の連携による総合的な治療を提供しています。以下は、患者さまからよく寄せられる質問とその回答です。
Q. 胃が痛くて背中が痛いのは何の病気ですか?
A. 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、胆石、膵炎、さらには泌尿器系の疾患(腎結石や尿路感染症)が考えられます。当院では、消化器内科と泌尿器科が連携して診察を行い、最適な治療をご提案します。
Q. 急に背中が痛くなった原因は何ですか?
A. 筋肉の緊張や姿勢の問題のほか、膵炎、胆石、腎結石などの可能性があります。当院では、消化器内科と泌尿器科が原因を総合的に診断します。
Q. 胃の調子が悪いのに背中が痛いのはストレスが原因ですか?
A. ストレスが原因で胃腸に不調をきたすこともありますが、内臓や泌尿器系疾患が隠れている可能性もあります。当院では、両診療科が連携して原因を特定します。
Q. 胃痛と背中の痛みの対処法は?
A. 胃薬や消化に良い食事を試す方法がありますが、症状が続く場合は医療機関を受診してください。当院では、幅広い症状に対応する総合的な治療を提供します。
Q. 胃の調子が悪い、背中が痛いときは何科を受診すればよい?
A. 当院では、消化器内科と泌尿器科の両方で対応しています。どちらか判断がつかない場合でも安心してご相談ください。
上記以外にも気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。早期診断と治療が健康への第一歩です。