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- 夜間頻尿
夜、何度もトイレに行きたくなる、
尿意で目が覚めるなどの症状はありませんか?
- 寝ている時に必ず一度はトイレに起きる
- 寝ていても1時間に1回は尿意が来て、目が覚める
- 何度もトイレに起きるせいで寝不足である
- 高齢なので夜中のトイレによる転倒が心配
など
このような症状がございましたら、中央区八丁堀にある八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックへお気軽にご相談ください。
夜間頻尿とは?~何度もトイレに行きたくなって目が覚める~
夜間、排尿のために1回を超えて起きてしまう状態が「夜間頻尿」です。睡眠中は尿量が減少するため、通常であれば夜間の睡眠中は起きることなく朝まで眠り続けることができます。しかし、夜間頻尿になると睡眠中でも頻繁に起きてしまうため、十分な睡眠を取ることが難しくなります。
加齢が原因で起こることも多く、年齢を理由に諦めている方も多いですが、夜間頻尿は適切な治療で改善が見込めます。夜間頻尿による生活への影響は決して無視できるものではありませんので、お早めに泌尿器科へご相談ください。
夜間頻尿と睡眠時無呼吸症候群(SAS)の関係
夜間頻尿の原因としての睡眠時無呼吸症候群
夜間頻尿は、睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)と関連していることがあります。SASでは、睡眠中に呼吸が一時的に止まるため体が覚醒し、その際にトイレに行きたくなることがあります。
睡眠時無呼吸症候群の特徴
- いびき: 大きないびきをかくことが多い。
- 日中の眠気: 夜間に十分な睡眠がとれていないため、日中に眠気を感じやすい。
- 夜間頻尿: 体が覚醒することで尿意を感じやすくなる。
治療としてのCPAP(持続陽圧呼吸療法)
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)は、睡眠時無呼吸症候群の治療法の一つです。専用の機器を使用して、睡眠中に気道が塞がらないように気圧をかけることで、呼吸を安定させます。
当院の対応
当院では、夜間頻尿の原因が睡眠時無呼吸症候群に関連している可能性がある場合、患者さんと十分に相談した上で、CPAP治療が可能な医療機関をご紹介しております。睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は、ぜひご相談ください。
排尿日誌の活用
排尿日誌で原因を明確に
夜間頻尿の原因を正確に診断するために、「排尿日誌」の記録が重要です。排尿日誌は、排尿の回数や尿量、時間、摂取した飲み物の種類や量を記録するもので、生活習慣や疾患の影響を把握する助けになります。
排尿日誌に記録する項目
- 排尿の時間: 朝から夜まで、排尿した時間を記録します。
- 排尿量: 一度の排尿で出た尿の量を測定します(家庭用の計量カップを使用)。
- 摂取した飲み物: 飲んだ飲み物の種類と量を記録します。
- 夜間の目覚め回数: 夜間にトイレのために起きた回数を記載します。
排尿日誌が役立つ理由
原因の特定や治療の方向性を明確化するために役立ちます。当クリニックでは、排尿日誌の記入方法を丁寧に説明し、診断に役立てています。
夜間頻尿の原因
夜間頻尿にはさまざまな原因が考えられます。
- 加齢による影響: 年齢とともに膀胱の容量が減少し、尿をためる能力が低下します。
- 生活習慣や飲み物: カフェインやアルコールの摂取が多い場合、夜間尿量が増えることがあります。
- 疾患の影響: 前立腺肥大症(男性)、骨盤底筋の弱化(女性)、糖尿病、心不全、睡眠時無呼吸症候群(SAS)など。
夜間頻尿の診断と治療法
診断の流れ
- 問診: 夜間のトイレ回数、飲み物の摂取量、生活習慣について詳しくお聞きします。
- 検査: 尿検査や血液検査、必要に応じて超音波検査を行います。
治療方法
- 生活習慣の改善: 飲み物の摂取タイミングを調整し、カフェインやアルコールを控えます。
- 薬物療法: 症状に応じて膀胱の働きを助ける薬や前立腺肥大症の治療薬を使用します。
- その他の治療: 必要に応じて泌尿器科専門の治療を提案します。
- CPAP治療の連携: 睡眠時無呼吸症候群の治療が必要な場合は、専門医療機関をご紹介します。
当クリニックでの夜間頻尿治療
中央区八丁堀駅からすぐの八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックでは、お忙しい方でも気軽に相談できるスムーズな診療体制を整えています。仕事や家事の合間の受診や、土曜日の受診も可能ですので、夜間頻尿やそれによる睡眠不足にお悩みの際には、どうぞお気軽にご相談ください。