胃・十二指腸潰瘍

こんな症状ありませんか？

 
このような症状がございましたら、中央区八丁堀にある八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックへお気軽にご相談ください。

胃・十二指腸潰瘍とは？
～胃や十二指腸の内壁が溶けてしまう病気～

胃液は非常に強い酸性を有していますが、通常であれば胃や十二指腸の内壁がこれに溶かされることはありません。しかし、何らかの原因で胃や十二指腸の組織が溶かされてしまう疾患が「胃潰瘍」と「十二指腸潰瘍」です。

胃・十二指腸潰瘍の原因
～主な原因はピロリ菌～

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因として、「ストレス」を想起される方も多いかと思います。かつてはストレスによって自律神経が乱れ、胃酸の力と胃内壁のバランスが崩れることで、潰瘍が起こると考えられていました。

しかし、近年ではピロリ菌感染が主な原因となることが明らかになりました。また、非ステロイド性消炎鎮痛剤や副腎皮質ホルモン剤などの薬剤も潰瘍を引き起こす原因となります。ストレスや過度な飲酒などの生活習慣も発症に影響を与えますので、原因を的確に見極めた上で適切な治療を行う必要があります。

胃・十二指腸潰瘍の検査

胃カメラ検査（上部消化管内視鏡検査）が胃潰瘍・十二指腸潰瘍の診断に有効です。胃カメラ検査によって胃や十二指腸の内壁を直接確認し、潰瘍の程度やピロリ菌感染の有無を調べます。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍によく似た症状を引き起こす疾患もありますので、鑑別診断のために採血やエコー、レントゲン、心電図検査を行うこともあります。

胃・十二指腸潰瘍の治療

胃潰瘍と十二指腸潰瘍、いずれの場合でも治療の基本は薬物療法となります。
胃酸の分泌を抑える薬や胃の粘膜を増加させる薬、血流を改善する薬などの内服薬を、症状に応じて組み合わせて症状を緩和させます。

特にピロリ菌が原因で胃潰瘍・十二指腸潰瘍を発症している場合は、症状の緩和と同時にピロリ菌の除菌治療を行う必要があります。ピロリ菌を完全に除菌しないと症状の再発を起こすほか、胃がんのリスクを高める要因にもなりますので、最後まできちんと除菌治療を続けましょう。

ピロリ菌の除菌治療は保険適用となります

胃カメラ検査を受けて胃潰瘍・十二指腸潰瘍と診断され、ピロリ菌感染が確認された場合、ピロリ菌の除菌治療には保険が適用されます。ピロリ菌の除菌も内服薬を用いますので、治療に伴う苦痛はほとんどありません。胃がんのリスクを回避するためにも、早めの治療を心がけましょう。

みぞおちの痛み、胃もたれがあれば
八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックへ

中央区八丁堀駅からすぐの八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックでは、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因を適切に診断した上で、効果的に治療いたします。
ピロリ菌の除菌治療も行っておりますので、「腹痛（特にみぞおち）が気になる」「胃もたれや胸焼けがする」などの胃の違和感がある際は、お早めに当院へご相談ください。