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健康診断で引っかかったら早めに精密検査を受けましょう
健康診断で「要注意」「要検査」と指摘されても、そのままにしていませんか？
数値の異常を指摘されても、体調に異常がなければ、忙しさを理由にそのまま放置してしまうという方もおられるでしょうが、自覚症状がなくても、気づかないうちに病気が進行してしまっていることがあります。
特に糖尿病や高血圧、脂質異常症をはじめとした生活習慣病は静かに進行していきますので、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中（脳梗塞、脳出血、くも膜下出血）などを発症して重篤な症状に見舞われるリスクがあります。体調に異常はないからと言って、油断は禁物です。
健康診断結果に不安がある時はお気軽にご相談ください
受診して病気やその予兆が見つかれば早期治療に繋がりますし、「問題なし」と診断されてもご自身の健康を見直す良い機会となります。中央区八丁堀にある八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックでは、職場や自治体の健康診断で精密検査を勧められた方のアフターフォローに力を入れています。
当院でも健康診断を実施しておりますので、その場合は健診からアフターフォローまで一貫してサポートいたします。
健診後の精密検査のご相談はもちろん、健康診断のご依頼についてもお気軽にお問い合わせください。
※企業健診担当者様はこちらもご覧ください
健康診断結果の見方
身体計測・視力検査・聴力検査
| 検査項目 | 意味 | 正常値 | 結果から疑われる異常・疾患 |
|---|---|---|---|
| 身長・体重・BMI | BMIは肥満度を判断する数値で、以下のように算定されます。
体重（kg）÷{身長（m）×身長（m）}＝BMI |
18.5～24.9 | 肥満・痩せ |
| 腹囲 | 内臓脂肪の蓄積を測る指標となります。 | 男性 <85cm 女性 <90cm |
メタボリックシンドローム（内臓脂肪型肥満） |
| 視力 | 目の見え具合です。疾患が原因で視力低下が起こることもあります。 | ― | 視力低下 眼科疾患 |
| 聴力 | 耳の聞こえ具合です。 | ― | 聴力低下 難聴 など |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
循環器検査（血圧検査・心電図検査）
| 検査項目 | 意味 | 正常値 | 結果から疑われる異常・疾患 |
|---|---|---|---|
| 血圧 | 心臓が血液を送りだす時、あるいは血液が心臓に戻ってくる時の血管に加わる圧力です。 | 収縮期血圧：129以下 拡張期血圧：84以下※診察室血圧の場合 |
高血圧 低血圧など |
| 心電図 | 心臓からの電気信号をグラフ化したものです。 | 異常なし | 不整脈 心筋梗塞など |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
呼吸器検査（胸部レントゲン検査）
| 検査項目 | 意味 | 正常値 | 結果から疑われる異常・疾患 |
|---|---|---|---|
| 胸部レントゲン | レントゲン（X線照射）によって撮影した胸部の写真で、肺や心臓の状態をチェックします。 | 異常なし | 肺がん、肺炎、結核など |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
尿検査
| 検査項目 | 意味 | 正常値 | 結果から疑われる異常・疾患 |
|---|---|---|---|
| 尿糖 | 尿中に含まれる糖分の値です。 | （－） | 糖尿病など |
| 尿蛋白 | 尿中に含まれる蛋白質の値です。 | （－） | 腎機能障害 尿路感染症など |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
採血検査
| 検査項目 | 意味 | 正常値 | 結果から疑われる異常・疾患 | |
|---|---|---|---|---|
| 血球算定 | 白血球 | 白血球は体内に侵入した細菌・ウイルスを排除する働きをします。感染症や炎症があると増えます。 | 3100～8499 | 各種感染症 |
| 赤血球 | 赤血球は酸素を全身の細胞に運び、二酸化炭素を回収する働きをしています。 | 男性 400～539 女性 360～489 |
貧血 多血症など |
|
| 血色素（ヘモグロビン） | ヘモグロビンは赤血球内の成分で、酸素運搬時の容器の役割をします。 | 男性 13.0～16.6 女性 11.4～14.6 |
||
| ヘマトクリット | 血液中の赤血球の容積です。 | 男性 38.0～48.9 女性 34.0～43.9 |
||
| 肝機能 | GOT | 肝細胞に含まれる酵素で、この値が高い場合は肝細胞の損傷が疑われます。 | ≦30 | 肝機能障害 |
| GPT | ||||
| γGTP | 腎臓・膵臓・肝臓などにある酵素で、飲酒の影響で高くなることがあります。 | ≦50 | ||
| 脂質 | 総コレステロール | 血液中のコレステロールの総量です。 | 140～199 | 脂質異常症 |
| LDLコレステロール | 血液中の悪玉コレステロールの総量で、低いと動脈硬化を促進させます。 | ＜120 | ||
| HDLコレステロール | 血液中の善玉コレステロールの総量で、高いと動脈硬化を促進させます。 | ≧40 | ||
| 血清トリグリセライド（中性脂肪） | 血液中の中性脂肪の総量で、過剰になると動脈硬化を促進させます。 | 30～149 | ||
| 血糖 | 空腹時血糖 | 血液中のブドウ糖濃度です。高いと血管に負担をかけます。 | ＜100 | 糖尿病 |
| 腎機能 | クレアチニン | クレアチンリン酸代謝後の老廃物で、腎臓の機能低下が起こると尿として排出されずに高くなります。 | 男性 ≦1.00 女性 ≦0.70 |
腎機能障害 |
| 尿酸値 | 血液中の尿酸値の値です。過剰になると結晶化して痛風発作の原因となります。 | 2.1～7.0 | 高尿酸血症・痛風 | |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
