- HOME>
- ⾎尿・尿蛋⽩
尿に血が混じる、白く濁っている、
泡立つなどの症状はありませんか?
- 尿が赤い血が混じっている
- 尿が白く濁っている
- 尿の臭いがいつもと違う
- 尿が泡立つ
- 健康診断や人間ドックで血尿・尿蛋白を指摘された
など
このような症状がございましたら、中央区八丁堀にある八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックへお気軽にご相談ください。
血尿・尿蛋白とは?
~尿に血が混じっている・濁っている状態~
尿に血の成分(赤血球)や蛋白質が混じっている場合は、腎炎をはじめとした各種腎臓疾患や、尿路結石・膀胱がんなどの泌尿器疾患の可能性があります。これらは目に見えて分かる場合もありますが、検査をしないとわからない場合もありますので、健康診断や人間ドックで指摘されてはじめて発覚するケースも多く見られます。
血尿や尿蛋白の原因は様々で、疾患でなければ治療が不要なこともあります。しかし、放置すると病気を進行させることになりますので、早めの原因の特定が大事です。
健診でこれらを指摘された、あるいは排尿時に尿の異常に気づいた際には、早めに泌尿器科を受診しましょう。
血尿
尿に血液の成分が混じっている状態で、血中の赤い成分である血小板のせいで尿が赤く染まって見えます。目に見えてわかるほど真っ赤な尿(肉眼的血尿)が出ることもありますが、肉眼ではわからないこともあります(尿潜血)。特に前者の場合は、膀胱がんや腎臓がんなどの可能性も考えられます。
尿蛋白
正常な尿にも微量の蛋白質が含まれますが、過剰に尿中に含まれる場合(1日500mg以上)には「蛋白尿」と診断されます。
激しい運動、脱水、発熱など様々な要因によって起こる可能性がありますが、中でも腎臓や泌尿器の疾患には注意が必要です。
考えられる疾患
膀胱炎
細菌感染などによって、膀胱が炎症を起こすことを「膀胱炎」と言います。男性よりも尿道が短いため、女性に多く見られる疾患です。血尿と蛋白尿の両方が生じる可能性があります。
膀胱がん
膀胱に生じた悪性腫瘍が「膀胱がん」です。膀胱がんが生じても痛みが現れることはありませんが、目に見える血尿が生じるという特徴があります。
女性よりも男性の発症リスクが高い傾向にあります。
尿路結石
腎臓で生じた結石が、尿の通り道に引っかかることで起こる疾患を総称して「尿路結石」と呼びます。結石の詰まりが生じた部位により、腎臓結石、尿路結石、膀胱結石、尿道結石など様々な種類があります。
腎炎
腎臓は尿を作る臓器であり、ここで起こる炎症を「腎炎」と言います。長期間血尿や尿蛋白が続く場合は、腎臓に慢性的な炎症が生じている可能性があります(慢性腎炎)。
腎臓がん
腎臓に生じた悪性腫瘍を「腎臓がん」と言います。中高年の男性に多く見られるがんで、生活習慣(特に喫煙)の影響を受けやすいとされています。
進行した腎臓がんの症状の1つに血尿が挙げられます。
前立腺肥大症
前立腺の肥大化によって様々な排尿異常が起こる疾患を「前立腺肥大症」と呼びます。大きさを増した前立腺は出血を起こすことがあり、これによって血尿が生じることもあります。